必要不可欠なたんぱく質

食事の量を減らすことだけがダイエットというわけではありません。
栄養素の中には、体に必要で減らしてはいけないものもあるのです。

「たんぱく質」は、その代表的なものです。
「脂質」や「炭水化物」と並び、たんぱく質は3大栄養素のひとつで、私たちの体を構成するのに必要不可欠な栄養素なのです。

人間の体にたんぱく質はどのような働きをしているのでしょうか。
たんぱく質は主に、エネルギーの代謝を促進したり、免疫力や低抗力を強化したり、臓器や筋肉をつくったりしています。
また老化防止のために、脳への働きをサポートしてくれる役割も担っているのです。

たんぱく質は、このように人間には必要不可欠な存在なのです。

約20種類のアミノ酸からたんぱく質は構成されていて、そのうち体内では合成できないものは9種類あります。
ですから、この分は食品から摂取する必要があるのです。

9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれています。
もし、そのうちのひとつでも不足してしまうと、程良いバランスが他のアミノ酸とうまく取れなくなってしまうので注意が必要です。

良質たんぱく質を含む食品、そして同時に多くの食品を食べることが、必須アミノ酸を摂るためには大切です。
一般に、肉や魚介類、卵や乳製品などに必須アミノ酸が含まれています。

動物性の食品にはバランス良く必須アミノ酸が含まれていますが、食べ過ぎると動物性たんぱく質の摂り過ぎになってしまって肥満の原因となってしまうので気をつけましょう。

さまざまな植物性、動物性の食品からバランス良くたんぱく質を摂取して、適度な運動も忘れずに美しい体を目指してくださいね。

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ダイエットの成功の秘訣として「できるだけ満腹感を感じるような食べ方をする」ことがあります。
いつも空腹感を感じていてはダイエットは長続きしません。
満腹タンパクとは、体内で満腹感をつかさどるたんぱく質のことで、満腹タンパクを上手く働かせることがポイントのようです。