スローピング運動

「スローピング運動」という運動法があります。

後ろ向きでウォーキングしている方や、坂道を登っている方を見た事はないでしょうか。
そのような後ろ向きに歩いている方は、おそらくスローピング運動をウォーキングで実践しているのでしょう。
スローピング運動とは、階段や地面の傾斜を利用して行う運動です。
まず後ろ向きで階段を登り、前向きで降りる、これを繰り返します。
最初は階段なら５段程度、坂道なら３０歩程度で５分間繰り返します。
慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていき、１日２０分続けるのを目標にして下さい。

スローピング運動は後ろ向きの歩行をすることで、普段あまり使うことのない、太ももの裏側の筋肉を鍛えられます。
加齢による筋力低下や、代謝の低下を防ぐのにも適していますし、なにより時間や場所がそれほど必要にならないため、誰でも気軽に行うことができる運動です。

ダイエットや健康維持のため、何か運動をしたいと考えている方は、ウォーキングを選ぶ事が多いようです。
特に新たに買う道具もなく手軽に始められるのが人気ですが、逆に言えば、すぐにやめられるということでもあります。
「またいつでも始められるから」と休んで、そのままやめてしまう方もいるでしょう。

そのような方は、ウォーキングのコース途中で、階段や坂道があったらスローピング運動を取りいれてみてはいかがでしょうか。
ワンパターンになりやすいコースに変化を与えることで、ウォーキングも続けることができるでしょう。

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ウォーキングはこれまで運動不足の人でも手軽に始められることのできるダイエット・エクササイズです。
ウォーキングは他の運動よりもカラダにかかる負担が少なく、長く続けられやすいのが利点です。
運動でダイエットしようと考えている方は、まずはウォーキングを取り入れてはいかがでしょうか？